Roku、実験的アプリHub「Roku Labs」を発表

原題: Roku’s new Labs hub brings experimental apps to the big screen

なぜ重要か

ファーストパーティアプリの強化とOS公開は、Rokuがプラットフォームの収益基盤を多角化しようとする姿勢を明確に示しており、TV向けOSの主導権争いが一層激化する。

Rokuは2026年9月17日、最新のRoku OSアップデートを発表し、米国ユーザー向けに実験的アプリにアクセスできる「Roku Labs」を導入した。天気・株価トラッカーやゲーム「Roku Dash」をホーム画面から利用可能で、メキシコ・ブラジルへのパーソナライズドホーム画面の展開、ストリーミングバンドルサービスの提供、さらにリモコンOSのオープンソース化も同時に発表された。

Rokuは米国時間9月17日、Roku OSの最新アップデートを発表した。目玉は「Roku Labs」と呼ばれる新機能で、開発中の自社製アプリをホーム画面の新しいタイルから直接利用できる仕組みだ。現時点では天気情報アプリ、株価トラッカー、そして新作ゲーム「Roku Dash」が提供される。「Roku Dash」はRokuのデフォルトスクリーンセーバー「Roku City」を舞台に、UFOを操作して飛び回るゲームで、ポップカルチャーの要素や広告も組み込まれている。

この動きは、Rokuが収益化につながりうるファーストパーティアプリへの投資を強化していることを示している。GeminiやAlexa+といった高度なAIアシスタントを搭載するGoogleやAmazonの製品と競争するなかで、自社プラットフォームの差別化を図る狙いがある。

あわせてRokuは、パーソナライズドホーム画面をメキシコとブラジルに展開することも発表。地域特化コンテンツや個別提案など、各国向けの機能も提供される。また、音声アシスタントが天気関連の質問に回答できるようになった。

サブスクリプション面では、米国とメキシコでAMC+、Fox ONE、Hallmark+、Howdy、StarzなどのストリーミングサービスをMix&Matchで組み合わせられるバンドルプランを提供開始する。個別に加入するより割安になるという。

さらにRokuは、同社のリモコンを動かすソフトウェア「Roku LT OS」をオープンソース化すると発表。外部の開発者やメーカーが独自のアプリやデバイスを開発できる環境を整備する。なお、Foxによる220億ドルの買収案件をめぐっては、司法省(DOJ)が追加回答を求めているとも報じられている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →