GeminiアプリがMAU10億人を突破
原題: Google’s Gemini app surges to 1 billion users
なぜ重要か
生成AI市場でGeminiがMAU10億人を達成したことで、ChatGPTと並ぶ規模の競争軸が確立され、AIアシスタント市場の二極化が加速する節目となる。
GoogleのCEO Sundar PichaiはXを通じ、同社のAIアシスタントアプリ「Gemini」の月間アクティブユーザー数が10億人を超えたと発表した。これはGoogleにとって14番目の10億ユーザー達成製品であり、同社最速クラスの成長を記録したプロダクトとなる。同社はGemini 3.5 Flashの提供拡大や新機能の展開も続けている。
GoogleのCEO Sundar Pichai氏は2026年8月11日、Xへの投稿にて、同社のAIアシスタントアプリ「Gemini」の月間アクティブユーザー数(MAU)が10億人を突破したと明らかにした。GeminiはGoogleにとって14番目の10億ユーザー達成製品となり、同社の中でも最速クラスで成長したプロダクトと位置づけられている。
競合サービスでは、OpenAIの「ChatGPT」が2026年6月にMAU10億人を達成しており、Geminiはそのペースとほぼ並ぶ形となった。なお今回発表された数字はGeminiアプリ単体のものであり、Google SearchのAI Modeなど他チャネルのAIユーザーは含まれていない。Google SearchのAI Modeについては、すでに世界で10億人以上のMAUを持つとされる。
GoogleはGeminiをSearch、Workspace、Androidなど自社プロダクット全体に統合を進めている。Gemini 3.5 Flashも新たに提供を拡大しており、同モデルはコーディングや自律型AIエージェントタスクの向上を目的として設計されたとGoogleは説明している。
利用動向についても具体的な数字が公開された。Geminiユーザーの63%が音声機能を通じてアシスタントと直接会話しており、画像生成は1日あたり1億5,000万枚以上に達している。また、iOS上でのアクティブユーザー数は1億人を超えている。
今回の発表は、2026年第2四半期の決算発表の直後に行われた。その決算発表ではMAU9億5,000万人超、デイリーアクティブユーザー数が過去1年で3倍になったことが報告されていた。さらに同社は近く「Made by Google」イベントを控えており、Pixel端末向けのGemini関連新機能の発表が予想されている。