Google Walletが18歳未満向け残高管理機能を追加

原題: Google Wallet now lets parents set up secure balances for their kids

なぜ重要か

FinTech各社が子ども向け金融サービスを競い合う中、Google Walletの参入は同市場の競争をさらに加速させる意義を持つ。

Googleは2026年8月6日、Google Walletに18歳未満の子ども向けセキュア残高機能を追加すると発表した。保護者は1日の支出上限設定や取引履歴の確認、購入通知の受け取りが可能となる。アカウントのロック・アンロックや一時的な支出停止機能も備える。現時点では米国のみでの提供となっている。

Googleは2026年8月6日(木)、Google Walletに保護者が18歳未満の子ども向けに安全な残高を設定できる新機能を追加すると発表した。

この機能では、保護者が子どもの1日の支出上限を設定したり、取引履歴を確認したりすることができる。また、購入のたびに通知を受け取る設定も可能だ。子どものデバイスを紛失した場合にはアカウントのロック・アンロックができるほか、「支出タイムアウト」機能で一時的に支出を停止することもできる。

子どもはAndroidデバイスまたはWear OSデバイスを使い、Google Payが利用可能な場所でタップして支払いができる。Googleは、実際の銀行口座を持たない子どもが自分のお金を管理する手段として本機能を位置づけている。

この新機能により、Google WalletはAppleの「Apple Cash Family」と競合する立場となる。Apple Cash Familyは保護者が子どもに送金しながら取引を監視・管理できる仕組みを提供している。また、プリペイドデビットカードを通じて子どもに金融リテラシーを教えるスタートアップ「FamZoo」や「Greenlight」とも競合する形となる。

今回の機能は、Googleが昨年発表した取り組みを拡張したものだ。昨年の更新では、一部の国で保護者や保護者代理人が保護者の監督のもとで子どもにAndroidデバイスでのデジタル決済利用を許可できるようになった。支払いカードの追加には保護者の同意が必要で、子どもが取引するたびに保護者にメールが届く仕組みとなっている。また昨年の更新でイベントチケット、図書館カード、ギフトカードなどのパスのGoogle Walletへの登録も可能になった。

今回のアップデートは米国でロールアウト中。他の地域への展開時期や計画については現時点で明らかにされていない。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →