Wispr Flow、会議メモ機能を正式ローンチ

原題: Wispr Flow launches a Granola-styled meeting notetaker

なぜ重要か

評価額20億ドルを目指すWispr Flowが会議メモ市場に参入することで、AI音声ツール分野の競争がさらに激化する。

音声入力アプリWispr Flowは2026年8月5日、Mac向け会議メモ機能を正式にリリースした。Granolaと同様にシステムオーディオを利用して録音なしで会議を文字起こしし、要約やアクションアイテムの生成、AIによる会議履歴の横断検索などに対応する。同社はこれまでに8,100万ドル超を調達しており、直近ラウンドの企業評価額は7億ドルとなっている。

音声ディクテーションアプリWispr Flowは、2026年8月5日(太平洋時間)にMac向けの会議メモ機能を正式ローンチした。TechCrunchが同社の利用規約の改訂を確認したことで事前に報じられていた新機能が、予定通り公開された形となる。

新機能はGranolaと同様の仕組みを採用しており、会議に別途ボットを参加させることなく、システムオーディオを使って会議音声をリアルタイムで文字起こしする。録音ファイルは保持しない設計となっている。具体的な機能としては、文字起こし内容の整理・要約、アクションアイテムの抽出、AIを活用した過去の会議履歴への横断検索、リアルタイムの文字起こし表示、AIによる会議内容の要点把握支援などが含まれる。

改訂された利用規約では「Notetaker向けの入力データには、会議音声、参加者情報、会議メタデータ、話者ラベル、会議の文字起こしなどのMeeting Dataが含まれる場合がある」と明記されている。また出力については「AI生成の会議文字起こし、要約、アクションアイテム、会議インサイト、話者属性情報などの会議関連コンテンツが含まれる」としている。

Wispr Flowのこれまでの調達総額は8,100万ドル超で、直近ラウンド時の企業評価額は7億ドル。2026年5月にはBloombergが、企業評価額20億ドルでの新規ラウンドを交渉中と報じている。共同創業者のTanay Kothari氏は以前のインタビューでAIアシスタント構築への意欲を語っており、会議メモ機能の追加はユーザーに関するコンテキストの拡充と、文章整理を超えたタスク自動化の実現を狙うものとみられる。

競合サービスとしては、Granola、Fireflies、Read AI、Otter、Fathomなどが挙げられる。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →