Google Gemini、米国ユーザー向けに個人化AI画像生成を無料提供開始

原題: Gemini’s personalized AI image generation is now free for US users

なぜ重要か

無料提供によりGeminiの個人化AI機能の利用拡大が期待される一方、ユーザーの個人データ活用に関する透明性と信頼構築が業界の重要課題となる。

Googleは6月29日、Geminiアプリの個人化されたNano Banana搭載の画像生成機能を米国の全利用資格者に無料提供開始すると発表した。従来はPlus、Pro、Ultraサブスクライバーのみが利用可能だった。Geminiは利用者のGmailやGoogle Photos、YouTube、検索履歴などのデータから好みを理解し、プロンプト指定なしで画像生成できる。

Googleが発表した新機能により、Geminiアプリのパーソナルインテリジェンス機能を通じた画像生成がすべての米国ユーザーに無料開放される。4月に初めて発表されたこの機能は、利用者の独自の興味や嗜好を反映した画像を生成できるというもので、従来は有料サブスクリプション層のみが使用可能だった。

機能の仕組みは、Google アカウント連携データ(Gmail、Google Photos、YouTube、検索)から利用者の好みを学習し、詳細なプロンプト入力なしに画像生成を可能にするものである。例えば「私と私の好きなものを描いて」とだけ指示すれば、Geminiがコーヒーやベーキングなどの個人的な嗜好を自動認識して画像を作成する。Google Photosから利用者の実際の画像を取得できるため、手動での写真アップロードが不要である。

パーソナルインテリジェンス機能は今年3月に米国ユーザー向けに広く提供開始され、最近はインドと日本のユーザーにも拡大された。この機能はオプトイン方式で、利用者がGeminiが アクセスできるアプリを選択できる。有効化後は全プロンプトのデフォルト設定となるが、ツールメニューの新トグルで無効化可能である。

Googleは同時に、Geminiアプリの複数の今後の更新を発表している。新機能には「Daily Brief」、インターフェース刷新、AIビデオモデル「Gemini Omni」へのアクセス、個人AI アシスタント「Gemini Spark」が含まれる。なおGeminiは今年初頭に月間アクティブユーザー7億5000万人を超え、AI分野の主要プレイヤーとしての地位を強化した。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →