Mistral AI、Lean 4定理証明向けモデル「Leanstral 1.5」を発表
原題: Leanstral 1.5
なぜ重要か
形式証明とAutoFormalization技術は数学的厳密性が求められるソフトウェア開発・科学研究分野での応用拡大が期待される。無料提供により開発者採用を促進し、AI定理証明市場の成長を加速する可能性がある。
Mistral AIは2026年6月30日、自動定理証明とオートフォーマライゼーション最適化の新モデル「Leanstral 1.5」を発表した。パラメータ数は1190億で、アクティブパラメータは65億。文脈長は256,000トークン対応、価格は無料で提供される。
Mistral AIが発表した「Leanstral 1.5」は、Lean 4形式証明エンジニアリング向けに最適化された更新モデルである。総パラメータ数119B、アクティブパラメータ6.5Bの構成となっており、自動定理証明とオートフォーマライゼーション機能に特化している。
モデルは256,000トークンの拡張文脈長に対応し、複雑な形式証明タスクの処理能力を強化している。提供形式はLabsバージョン1.5として位置付けられており、無料で利用できる。
対応機能は多岐にわたり、チャット補完、関数呼び出し、エージェント・会話機能、組み込みツール、構造化出力、予測出力、プレフィックス生成、OCR、構造化アノテーション、BBox抽出、ドキュメントQnA、コード補完(FIM)、埋め込み、モデレーション、チャットモデレーション、音声文字変換、テキスト音声変換などをサポートしている。
Mistral AIはモデルカードドキュメントを通じて、開発者向けにLeanstralの詳細仕様と使用方法を提供している。同社は既にMistral Medium 3.5、Voxtral TTS、Mistral Small 4など複数のモデルをリリースしており、継続的なモデル開発を推進している。