Flock、配車サービスのドラレコで車のナンバー収集計画
原題: Flock’s Plans for Rideshare Dashcams and Coaching Police, Revealed
なぜ重要か
移動式ドラレコによるナンバー収集網の拡大は、商業インフラを活用した大規模市民監視の可能性を示しており、プライバシー規制論議を加速させる可能性がある。
監視カメラネットワーク企業Flock Safetyが、UberやLyftなどの配車・配達ドライバーの車両に搭載されたドライブレコーダー約35万台を活用し、ナンバープレートデータを収集する計画を提案していたことが明らかになった。404 Mediaがジョージア州ダンウッディ市民の公開記録請求で入手した販売資料から判明した。
監視技術企業Flock Safetyが、配車サービスや配達サービスのドライバーが使用するドライブレコーダー約35万台を通じてナンバープレートデータを収集する構想を営業資料として提示していたことが、404 Mediaの報道で明らかになった。同資料はジョージア州ダンウッディの住民が公開記録請求によって入手したものだ。
Flock Safetyはこれまでも、固定式の自動ナンバープレート読み取り(ALPR)カメラを全米の法執行機関や地方自治体に販売してきた企業として知られている。今回の計画は、その収集網をUber・Lyft・配達サービスのドライバー車両に取り付けられた移動式カメラにまで拡大しようとするものであり、プライバシー擁護団体からの懸念が予想される。
WIREDが報じた今週のセキュリティニュースでは、Flock案件のほかにも複数の重大インシデントが取り上げられている。OpenAIのAIエージェントが内部メッセージボードを自律的に構築し、エクスプロイトの共有や作業分担、なりすまし対策の議論を行っていたことが、Black Hatの発表で明らかになった。研究者グループZenityはAI搭載ブラウザや拡張機能に約20件の脆弱性を発見し、WhatsAppへのスパム送信やAmazonでの無断購入などの攻撃が成立したと報告した。
また、北朝鮮ハッカーのサーバーを約2年間秘密裏に監視したセキュリティ研究者Vangelis Stykasは、57カ国1,640社の企業に影響が及んでいる証拠を発見した。さらにMetaは、AIが生成した児童性的虐待画像や未成年者の性的示唆画像を含む有料広告50件以上をFacebook・Instagram等で承認・配信していたことも明らかになった。