Flipper One、オープンLinux開発で支援要請

原題: Flipper One – we need your help

なぜ重要か

オープンハードウェア市場で完全オープンソースのLinuxプラットフォーム実現により、教育・研究分野の発展と技術標準化が促進される可能性

Flipper Devicesが新プロジェクトFlipper Oneを発表し、コミュニティに開発支援を要請した。同製品は完全オープンソースのLinuxプラットフォームで、Flipper Zeroとは異なる上位レイヤーのネットワーク機能に特化。PCI Express、USB 3.0、SATAインターフェースによる拡張性を持つ。

Flipper DevicesがFlipper Oneプロジェクトの詳細を公開し、開発支援をコミュニティに求めている。同社は数年間にわたって開発を進めてきたが、技術的・財政的困難から公開開発に踏み切った。Flipper Oneは既存のFlipper Zeroのアップグレードではなく、全く異なるコンセプトの製品として位置づけられる。Flipper Zeroがオフライン近距離通信プロトコル(NFC、RFID、赤外線など)を扱うのに対し、Flipper OneはIP接続されたネットワーク層(Wi-Fi、Ethernet、5G)を対象とする。ハードウェア仕様として2つのギガビットEthernet、USB Ethernet(5Gbps)、Wi-Fi 6E(2.4/5/6GHz)を搭載し、M.2モデムによる5G接続も可能。PCI Express、USB 3.0、SATAインターフェースを通じてSDR、高速SSD、セルラーモデムなどのモジュール拡張に対応する。同社は「真にオープンなLinuxプラットフォーム」の構築を目標に掲げ、メインラインLinuxカーネルの完全サポート、バイナリブロブや独自ファームウェアの排除、ベンダーロックされたBSPの回避を実現するとしている。現在のARM Linuxエコシステムが各ベンダーの独自実装により複雑化している状況を改善し、最も文書化されたARMコンピュータの開発を目指している。

出典

blog.flipper.net — 元記事を読む →