80年前の技術、フリップディスクでインタラクティブ壁面アート制作

原題: Flipdiscs

なぜ重要か

レガシーな表示技術の現代的活用例として、ユニークなインターフェース開発の新たな可能性を示している。

エンジニアがオフィス用のインタラクティブ壁面アートとして、電磁パルスで円盤を反転させるフリップディスク技術を採用。9枚のAlfaZetaパネルを3×3配列で使用し、84×42個のディスクで構成。25-60fpsの表示が可能で、ディスク反転時に雨音のような心地よい音を発生する特徴を持つ。

フリップディスク(フリップドット)は、電磁パルスを利用して小さな円盤を2色間で反転させる表示技術で、80年以上前に発明されたが基本技術は現在もほぼ同じである。この技術を選択した理由は、オフィス用の大型インタラクティブ壁面アートを設計したかったが、従来のスクリーンのLED光が気に入らなかったためである。フリップディスプレイは高い可読性、長寿命、25-60fpsの表示速度を実現し、ディスク反転時に窓に雨が当たるような心地よい音を発する。

制作には9枚のAlfaZetaパネルを3×3グリッドで配置し、計84×42個のディスクを使用した。各ボードには28×7パネル2枚が搭載されている。PCBには古いATMEGA128マイクロコントローラー、数百個のMELFダイオード(チャーリープレックス配線)、2つのDIPスイッチ(アドレス設定用とボーレート設定用)が搭載されている。

電源として24V 10A Meanwell電源を使用し、各ボードに24V 1Aまたは全体で9A供給している。フレームは80/20アルミニウム押出材で構築し、PCBスタンドオフを直接フレームにねじ止めした。ボードとディスクは蝶の羽のように非常に壊れやすく、慎重な取り扱いが必要である。

ケーブリングでは、各列を直列接続し、全体を連鎖させた。データラインはRS485ブロック端子の+/-を使用し、電源ラインには18AWGワイヤー、データには22AWGシールドケーブルを使用した。高フレームレートを実現するため、RS485ラインあたり最大6パネルまでとし、合計3つのUSB RS485デバイスを使用した。

出典

flipdisc.io — 元記事を読む →