Metalenz、ディスプレイ下Face ID技術を開発

原題: Exclusive: Metalenz Has Figured Out a Way to Make Face ID Invisible

なぜ重要か

ディスプレイ下カメラ技術の実現により、スマートフォンデザインが大幅改善され、Android市場での生体認証普及が加速する。

光学スタートアップのMetalenzがDisplay Week 2026でディスプレイ下カメラ技術を発表。同社のPolar ID顔認証システムは偏光データを活用し、3Dマスクでも騙されない高セキュリティを実現。2027年にスマートフォンやノートPCへの搭載予定で、AndroidにもFace ID相当機能が普及する可能性。

ボストンの光学スタートアップMetalenzが、ディスプレイ下に隠れたカメラでも動作する顔認証技術「Polar ID」を発表した。同社の光学メタサーフェス技術は、従来の複数レンズシステムの代わりにナノ構造を持つ単一レンズで光を屈折させ、大幅な小型化を実現している。現在すでに3億個以上のメタサーフェスが民生機器の深度センサーに採用されている。

Polar IDの核心技術は偏光データの活用だ。物体の材質により光の偏光特性が異なることを利用し、人間の肌から反射する光とシリコンマスクから反射する光を区別できる。これにより精巧な3Dマスクでも騙されない認証が可能で、GoogleのPixel端末の顔認証より高いセキュリティを実現している。

同社は2023年末にQualcommとの提携を発表し、量産体制を整備。2027年にスマートフォンやノートPCへの搭載が予定されている。AppleのTrueDepthカメラシステムより省スペースで、Android端末にもFace ID相当の顔認証機能が普及する可能性が高い。iPhone 14で導入されたDynamic Islandのような大きなカメラ切り欠きも不要になる見込み。

出典

wired.com — 元記事を読む →