DeepSeek-V4-Flash、パブリックベータ公開

原題: DeepSeek-V4-Flash Update

なぜ重要か

エージェントAI性能の向上はソフトウェア開発自動化市場での競争力に直結し、OpenAIなど大手との差別化を測る重要指標となる。

DeepSeek社は2026年7月31日、AIモデル「DeepSeek-V4-Flash」のAPIをパブリックベータとして正式リリースした。モデル名を「deepseek-v4-flash」に設定するだけで利用可能で、エージェント機能が大幅に強化された。Terminal Bench 2.1で82.7、DeepSWEで54.4など、複数のベンチマークでV4-Pro-Previewを大幅に上回る結果を記録している。

DeepSeekは2026年7月31日、「DeepSeek-V4-Flash」APIのパブリックベータ版を正式公開した。APIの呼び出し方法は従来と変わらず、モデルパラメーターを「deepseek-v4-flash」に設定するだけで最新バージョンを利用できる。

今回の更新で最も注目されるのはエージェント能力の大幅な強化で、複数の公開ベンチマークでV4-Pro-Previewを大きく超える結果が報告されている。主なスコアは次の通り:Terminal Bench 2.1が82.7、NL2Repoが54.2、Cybergymが76.7、DeepSWEが54.4、Toolathlon verifiedが70.3、Agent Last Examが25.2、Automation Bench(Public)が25.1、内部テストセットのDSBench-FullStackが68.7、DSBench-Hardが59.6。

コードエージェントタスクのベンチマーク測定には、まもなく公開予定の「DeepSeek Harness」ミニマルモードをフレームワークとして使用し、最大エフォートレベル・topp=0.95・temperature=1.0の条件で実施された。

今回リリースされた「DeepSeek-V4-Flash-0731」は、プレビュー版(V4-Flash-Preview)とモデルアーキテクチャおよびサイズは同一で、後処理トレーニング(post-training)のみを再実施したものとされている。また、Responses API形式をネイティブサポートし、Codex向けの最適化も施されている。

なお、今回の更新対象はDeepSeek-V4-Flash APIのみで、DeepSeek-V4-Pro APIおよびアプリ・Web版のモデルは変更されていない。V4-Proの正式リリースは近日中に予定されていると公式ドキュメントに記載されている。

出典

api-docs.deepseek.com — 元記事を読む →