コカ・コーラ傘下Fairlife、ランサムウェア攻撃で生産停止

原題: Coca-Cola suspended production at its Fairlife dairy after a ransomware attack

なぜ重要か

食品・飲料業界における大規模ランサムウェア被害は、サプライチェーン全体への波及リスクを改めて示す事例となっている。

米飲料大手コカ・コーラは、乳製品子会社のFairlifeがランサムウェア攻撃を受け、米国内の全生産拠点を一時停止したとSECに開示した。カナダの拠点への影響はないとしている。Fairlifeは2024年時点で約40億ドルの売上を誇るコカ・コーラの主要ブランドの一つであり、生産システムが被害を受けたと説明している。

コカ・コーラは2026年7月16日、米証券取引委員会(SEC)への開示を通じて、乳製品子会社のFairlifeがランサムウェア攻撃を受けたことを公表した。同社によれば、Fairlifeの生産システムが影響を受けており、米国内の全生産拠点が「一時停止」の状態にある。一方、カナダの拠点は影響を受けていないとしている。

Fairlifeはコカ・コーラの主力ブランドの一つで、2024年時点の推定売上は約40億ドルに達する。コカ・コーラは炭酸飲料・水・乳製品など幅広い製品を展開する世界最大規模の飲料メーカーであり、Fairlifeはその中でも重要な位置を占めるブランドだ。

コカ・コーラはFairlifeのシステム復旧時期については明らかにしていない。

食品・飲料業界へのランサムウェア攻撃は過去にも深刻な影響をもたらした事例がある。2019年にはArizona Beveragesが、直近ではFood distributor大手のUNFIが攻撃を受け、いずれも数週間にわたる生産停止と小売店の欠品を引き起こした。今回のFairlifeへの攻撃がどの程度の期間に及ぶかは不明であり、米国内の乳製品供給への影響が懸念される。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →