Cloudflare、AIトラフィック管理の新機能を提供

原題: Cloudflare's new AI traffic options for customers

なぜ重要か

AIクローラーによるコンテンツ無断収集が業界課題となる中、全規模のサイト運営者が対策を講じられる環境整備が進む点で業界への影響は大きい。

Cloudflareは2025年、全顧客向けにAIボットやクローラーに対するトラフィック制御の新オプションを発表した。「Content Independence Day」と銘打ったこの取り組みにより、サイト運営者は自サイトのコンテンツをAIクローラーに利用させるかどうかを細かく制御できるようになる。

Cloudflareは、同社のブログ「Content Independence Day」シリーズの一環として、全顧客を対象にAIトラフィックに関する新しい管理オプションを発表した。

今回の機能強化により、ウェブサイトのオーナーは自分のサイトにアクセスするAIボットやクローラーのトラフィックを、より詳細かつ柔軟にブロック・許可・カスタマイズできるようになる。具体的には「Bot Management」や「Crawler Hints」といった既存製品と連携し、どのAIエージェントやクローラーがコンテンツにアクセスできるかをルールベースで設定することが可能だ。

CloudflareはこれまでもAIボットのブロック機能を提供してきたが、今回の発表ではコンテンツ独立性(Content Independence)の観点から、サイト運営者が自らのコンテンツ利用に関する主導権を持てるよう機能を拡充した。無料プランを含む全顧客がこれらのオプションにアクセスできるとしている。

AIモデルの学習やRAG(検索拡張生成)向けのデータ収集を目的としたクローラーが急増する中、コンテンツ提供者側からは自社コンテンツの無断利用に対する懸念が高まっていた。Cloudflareはネットワーク全体で観測したAIボットの挙動データを活用し、既知・未知のAIクローラーを識別・制御するための仕組みを強化している。

このほか、同社はAI Gatewayなど関連製品群との連携も示しており、AI時代におけるウェブコンテンツのアクセス管理を包括的に支援する方針を打ち出している。

出典

blog.cloudflare.com — 元記事を読む →