Claude CodeがRust製BunをひっそりリリースSQL

原題: Claude Code uses Bun written in Rust now

なぜ重要か

主要AIツールがRust製ランタイムをすでに数百万台規模で本番展開しており、RustのAIツール基盤への浸透が実証された点で注目される。

2026年6月17日リリースのClaude Code v2.1.181以降、Rustで書き直されたBun v1.4.0が内部で採用されていることが確認された。Jarred Sumnerの発表によれば、Linux環境での起動速度が約10%向上したが、ほとんどのユーザーは気づかなかったという。

開発者のSimon Willisonが2026年7月19日、自身のブログでClaude CodeがRust製Bunを内部的に使用していることを検証した結果を報告した。

AnthropicのCLIツールClaude Code v2.1.181(2026年6月17日リリース)以降、内部ランタイムとしてRustで書き直されたBun v1.4.0が採用されている。この事実はBunの開発者Jarred Sumnerが「Rewriting Bun in Rust」という記事で明らかにしていた。

Willisonは以下の2つのコマンドで実装を確認した。まず`strings ~/.local/bin/claude | grep -m1 'Bun v1'`を実行すると「Bun v1.4.0 (macOS arm64)」が出力された。GitHubで公開されているBunの最新正式リリースは2026年5月12日付けのv1.3.14であるため、v1.4.0はまだ正式リリース前のバージョンをClaude Codeに先行搭載していることになる。

次に`strings ~/.local/bin/claude | grep -Eo 'src/[[:alnum:]_./-]+\.rs'`を実行すると、563件のRustソースファイル名が出力された。`src/runtime/bake/dev_server/mod.rs`や`src/bundler/bundle_v2.rs`などが含まれており、Rust実装であることが裏付けられた。

また、Ajan Rajが公開した別の確認方法として、`BUN_OPTIONS`環境変数を使いTypeScriptファイルをプリロードする手法でも`1.4.0`が出力されることが確認された。バージョン1.4.0は2026年5月17日にpackage.jsonへコミットされており、以降変更はないが正式タグ付きリリースにはまだ含まれていない。canary版として`bun upgrade --canary`でインストール可能。

Sumnerのコメント通り、Linux環境で起動速度が約10%向上した以外、大多数のユーザーには影響がなく静かな移行となった。

出典

simonwillison.net — 元記事を読む →