Claude CodeがUser-Agentにメールアドレスを送信

原題: Claude Code sends your email address to websites

なぜ重要か

AIコーディングツールが開発者の個人情報を無断で外部送信することは、企業導入の信頼性を根本から揺るがすインシデントであり、業界全体のエージェント型AIのプライバシー設計に再考を迫る事例となりうる。

2026年11月5日、開発者のtaylor-edwardsがGitHubのissueにて、Anthropicのコーディングツール「Claude Code」がWeb検索時にUser-Agentヘッダーへユーザーのメールアドレスを含め、第三者サイトに無断送信していると報告した。当該issueには230以上の賛同反応が集まり、プライバシー侵害として広く問題視されている。

報告者のtaylor-edwardsは、Claude Codeがウェブ検索を行う際、HTTPリクエストのUser-Agentヘッダーにユーザーのメールアドレスを自動付与して任意の第三者サーバーに送信していることを発見した。ユーザーへの事前通知も同意取得もなく行われていたとされる。

報告者は「この仕様によって1日に数十通のスパムメールが届くようになった」と述べ、被害が実害レベルに達していることを強調。さらに、オプトインやオプトアウトの設定で対処するべき問題ではなく、ヘッダーからメールアドレスを含む情報を完全に削除すべきだと主張した。

バージョンはv2.1.318(macOS / tmux環境)での確認だが、問題の性質上、他の環境でも同様の挙動が発生している可能性がある。issueには230件超の「👍」反応が寄せられ、コミュニティ内で重大な問題として受け止められていることがわかる。

報告者はすでに自社の開発環境をAnthropicからPi with OpenRouterへ移行する意向を表明し、「Anthropicがプライバシーを守ることへの信頼を失った」とコメント。セキュリティ研究者やほかの開発者もissue上で追認しており、同様の挙動を確認した報告が相次いでいる。

Anthropicからの公式コメントはissue投稿時点では確認されていない。GitHubのラベルには「bug」「area:security」「area:tools」「platform:macos」が付与された。

出典

github.com — 元記事を読む →