Jane StreetのOCaml製UIライブラリ「Bonsai」

原題: Bonsai: Janestreet's UI Library

なぜ重要か

金融大手Jane StreetがOCamlベースのUIライブラリをOSSとして公開することで、関数型言語によるWebフロントエンド開発の実用事例として業界に影響を与える可能性がある。

Jane Streetは、OCamlでリアクティブなWebアプリを構築するUIライブラリ「Bonsai」をオープンソースとして公開している。同社の社内ツールから取引システム監視ツールまで、ほぼすべてのWebアプリケーションの構築に使用されており、GitHubで1,100以上のスターを獲得している。

Jane Streetが開発・公開するUIライブラリ「Bonsai」は、OCamlを使用してパフォーマンスの高いリアクティブなWebアプリケーションを構築するためのライブラリである。内部的にはJs_of_ocamlを使用してOCamlコードをJavaScriptに変換する仕組みを採用しており、設計思想はElmから一部インスピレーションを受けている。

Jane Streetによると、Bonsaiは同社内部のほぼすべてのWebアプリケーション構築に活用されており、社員向け社内ディレクトリのような一般的なツールから、取引システムの監視・操作ツールのような高度なシステムまで幅広く対応している。

Bonsaiのコンポーネントモデルはシンプルなインタラクティビティを持つコンポーネントを容易に記述できるよう設計されており、GitHubリポジトリにはサイコロの面を表示するサンプルコードなどが掲載されている。リポジトリは現在148コミット、フォーク数52、スター数1,100以上を記録している。ライセンスはMITライセンスで公開されており、外部からのコントリビューションも受け付けている。

なお、このライブラリはppx_bonsaiというOCaml向けのプリプロセッサ拡張も含んでおり、開発者が宣言的なスタイルでUIコンポーネントを記述できる環境を提供している。

出典

github.com — 元記事を読む →