AppleとLGがスマートホーム製品を共同開発
原題: Apple is reportedly partnering with LG to launch a smart lock, thermostat, and doorbell
なぜ重要か
AppleがLGという大手メーカーを通じてスマートホーム市場を本格的に拡張する動きは、Amazonが支配するこの分野の競争構図を塗り替える可能性がある。
Appleは韓国のLG Electronicsと提携し、スマートロック・サーモスタット・ドアベルの3製品を開発中であることをBloombergが2026年10月6日に報じた。これらの製品はAppleが同月13日に発表予定のスマートホームハブと連携する設計で、セキュリティカメラ(屋内外モデル)やフラッドライトも開発中という。製品はLGブランドを冠する見込みだ。
Bloombergの報道によると、AppleとLGは複数のスマートホームデバイスを共同開発している。ラインナップはスマートロック、サーモスタット、ドアベルに加え、屋内外向けのセキュリティカメラとフラッドライトにも及ぶ。
注目すべき点は、両社が共同開発するにもかかわらず、製品には「LG」ブランドが付くとされていることだ。Appleのブランドを前面に出さないこの戦略は異例であり、その意図については現時点で両社から公式なコメントは出ていない。TechCrunchはAppleへコメントを求めたが、回答は得られていない。
これらのデバイスは、Appleが10月13日に発表予定の新たなスマートホームハブと統合される。ハブは6インチ四方のディスプレイを搭載し、カウンタートップへの設置と壁面への取り付けの両方に対応する予定だ。LGとの提携デバイスについても、同週中に発表、場合によっては正式リリースが行われる可能性があるという。
スマートホーム分野ではAmazonが先行しており、Ring社のホームセキュリティカメラをはじめとする類似製品群をすでに展開している。Appleによる今回の動きは、Amazonのスマートホーム事業への対抗策と読み取れる。Apple自身も近年のハードウェア展開においてスマートホーム領域への進出を明確に打ち出しており、今回の提携はその延長線上に位置する。