AI推論スタートアップBasetenが15億ドル調達か

原題: AI inference startup Baseten reportedly raising $1.5B months after its last mega-round

なぜ重要か

AI推論層への投資拡大は、生成AI実装のコスト最適化が重要課題となっていることを示す。Basetenの急速な企業価値上昇は、推論インフラ需要の急増と市場競争の激化を反映している。

AI推論企業Basetenが15億ドルの資金調達を進行中と報じられた。企業価値は130億ドル。わずか5ヶ月前のシリーズEでは3億ドルを50億ドル評価で調達していた。今回の資金調達は半年未満での160%の企業価値上昇を意味する。

Wall Street Journalの報道によると、Basetenは130億ドルの企業価値で15億ドルのメガラウンドを間もなく完了する見込みという。ただし、この資金調達は分割価格方式を採用しており、一部の投資家は130億ドル評価で、別の投資家は110億ドル評価での参加となっているとのこと。

Basetenの資金調達ペースは異例である。2024年1月のシリーズE(3億ドル、50億ドル評価)から、わずか5ヶ月後の本ラウンドでの企業価値は2.6倍に跳ね上がった。さらに遡れば、シリーズEの約9ヶ月前のシリーズDでは1億5000万ドルを調達していた。

本ラウンドはSpark Capital、Sands Capital、Altimeter Capital、Wellington Managementの共同主導で進行中。2019年に創業されたBasetenは、AIモデル推論層に多額の資金が投じられている「推論ゴールドラッシュ」の波に乗っている。同社は、ユーザーのプロンプト入力後のモデルの処理(推論)を高速かつ低コストで実行することを約束し、タスクに最適なモデル、特に安価なオープンソース代替案へのリクエストルーティングを通じて実現している。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →