AIチップ新興企業CerebrasがIPO申請
原題: AI chip startup Cerebras files for IPO
なぜ重要か
Nvidia独占のAIチップ市場に新たな競合企業が参入し、業界の多様化と競争激化が期待される
AIハードウェア開発のCerebras Systemsが株式上場を申請した。同社は2025年に売上5億1000万円を記録し、純利益2億3780万ドルを計上。AmazonやOpenAIとの契約を締結し、昨年11億ドル、今年2月には10億ドルを調達、企業価値230億ドルと評価されている。5月中旬の上場を予定している。
AI訓練・推論向け高速ハードウェアを開発するCerebras SystemsがIPO申請を行った。同社は以前2024年にも上場申請していたが、アブダビ拠点のG42からの投資に対する連邦政府の審査により延期され、最終的に取り下げられていた。同社は昨年11億ドルのシリーズG調達を実施し、続いて今年2月には企業価値230億ドルでシリーズHとして10億ドルを調達した。最近では、Amazon Web ServicesとCerebrasチップをAmazonデータセンターで使用する契約を発表したほか、OpenAIとは100億ドル超とされる大型契約を締結している。CEOのAndrew Feldman氏は最近のインタビューで「Nvidiaは明らかにOpenAIでの高速推論ビジネスを失いたくなかったが、我々がそれを奪った」と述べている。2025年の売上は5億1000万ドルで、純利益は2億3780万ドルを記録した。ただし、一時的項目を除いた非GAAP基準では7570万ドルの純損失となっている。IPOでの調達予定額は明らかにされていないが、5月中旬の実施が計画されている。