Chromium全バージョンにサンドボックス回避RCE脆弱性、悪用確認済み

原題: Actively exploited sandbox RCE in all Chromium versions

なぜ重要か

Chromiumベースのブラウザは世界市場の大部分を占めており、積極的悪用が確認された本脆弱性は世界規模のサイバーセキュリティリスクを構成する。

米国国家脆弱性データベース(NVD)は、全バージョンのChromiumに影響するサンドボックス回避型のリモートコード実行(RCE)脆弱性(CVE-2026-85046)を公開した。本脆弱性は既に積極的に悪用が確認されており、Chromiumベースのブラウザを使用するすべてのユーザーに影響する可能性がある。

米国国立標準技術研究所(NIST)が運営する国家脆弱性データベース(NVD)において、Chromium全バージョンに影響するサンドボックス回避型のリモートコード実行脆弱性がCVE-2026-85046として登録・公開された。

本脆弱性の最大の特徴は、Chromiumのセキュリティ機構の根幹を成すサンドボックスを回避してリモートからコード実行が可能である点にある。サンドボックスは悪意あるコードがシステム全体へ影響を及ぼすことを防ぐための重要な防御層であり、その回避はシステムへの完全な侵害につながる可能性がある。

NVDの情報によれば、本脆弱性はすでに実際の攻撃において積極的に悪用されていることが確認されている(Actively Exploited)。ChromiumはGoogle Chromeをはじめ、Microsoft Edge、Opera、Brave、Vivaldiなど多数の主要ブラウザの基盤となっているため、影響範囲は極めて広い。

詳細な技術情報や回避策、パッチの適用状況については、NVDの当該CVEページおよび各ブラウザベンダーのセキュリティアドバイザリを参照することが推奨される。ユーザーおよび組織は、使用しているChromiumベースのブラウザを直ちに最新バージョンへアップデートすることが強く求められる。

出典

nvd.nist.gov — 元記事を読む →