Defcon 34バッジにオープンソースセキュリティチップ
Original : The New Defcon Badges Pack a Unique Open Source Chip That Doubles as a Security Key
Pourquoi c'est important
チップのサプライチェーン透明性を高める新たなオープンソースハードウェアモデルとして注目される。
Defcon 34のカンファレンスバッジには、ハードウェアハッカーのAndrew「bunnie」Huangが設計した「Baochip-1x」を搭載。3年をかけて開発されたこのオープンソースチップは、バッジから取り外してセキュリティキーとして単体利用できる。
Defcon 34(2026年)のカンファレンスバッジには、著名なハードウェアハッカーAndrew「bunnie」Huangが設計した独自チップ「Baochip-1x」が搭載されている。開発期間は3年に及び、OS・ファームウェア・プロセッサコア・暗号エンジン・I/OシステムのソースコードをすべてGitHubで公開している。
最大の特徴は、チップの検証可能性だ。従来のチップは不透明な樹脂ケースで覆われており、オープンソース設計であっても製造段階でバックドアが追加される可能性を排除できなかった。Baochip-1xはシリコン裏面から赤外線を透過できるパッケージングを採用し、チップ内部の回路構造を視覚的に確認できる。Huangはカンファレンス会場でこの赤外線検査を実演する予定だ。
またバッジのコアモジュールは取り外し可能で、会後はスタンドアロンのハードウェアセキュリティトークンとして利用できる。Huangは「トランジスタレベルまで信頼できるチップを実現することを長年目指してきた」とWIREDに語っている。