Xreal、Android XR搭載の有線スマートグラス「Aura」発売

原題: Xreal Aura is a new wired headset powered by Android XR

なぜ重要か

GoogleがAndroid XRを軸にスマートグラス市場でMetaと真正面から競合する構図が、OEMパートナー戦略とともに具体化した点で注目される。

Xrealは2026年10月28日のAndroid Developer Summitで、Android XRとQualcomm Snapdragon Reality Eliteを搭載した有線スマートグラス「Xreal Aura」を発表した。米国・カナダ・日本・韓国で即日受注開始。12GB+256GBモデルは通常価格1,279ドル(12月まで1,099ドル)、16GB+512GBモデルは1,499ドル(同1,299ドル)で、出荷は11月中旬を予定している。

Xrealが「Xreal Aura」を発表した。Android XR初期パートナーであるSamsungに続き、Googleのスマートグラス戦略を担うもう一社として登場した形だ。デバイスはスマートフォン状の処理ユニット(puck)に有線で接続する設計で、Apple Vision Proのような独立型ヘッドセットではなく、Meta Ray-Banに近いメガネ型フォームファクターを採用する。

ディスプレイはSonyのMicro-OLEDで解像度1200p・120Hz・視野角95度。スペック上はRay-Ban Meta Displayを上回るが、重量は95グラムとMeta版の69グラムより重く、puckを別途携帯する必要がある点は課題だ。音声はBoseの技術を採用し、動画視聴や音楽再生に対応する。

USB-Cでパソコンやハンドヘルドゲーム機を直接接続することで拡張ディスプレイとしても使え、マルチモニター環境や大型仮想スクリーンも構成できる。Android XRプラットフォームを通じてGoogle Playアプリに対応するほか、NBA App、Fallout: Factions、NASCAR XR Appなどのコンテンツも提供される。Geminiをアシスタントとして呼び出し、画面上のコンテキストを理解させることも可能だ。

XrealのCEO Chi Xu氏は今年5月のTechCrunchのインタビューで「スマートグラスビジネスは難しく、全社が赤字だ」と率直に語る一方、「ハードウェア・OS・UIがすべて揃った今こそ業界の変曲点」と述べていた。今回のAuraはその発言を体現するような製品だが、1,099〜1,299ドルという価格帯は一般消費者にとってまだ高い水準だ。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →