Uberがスーパーアプリ化を加速、ホテル予約機能を追加
原題: Uber has always wanted to be more than a ride; now it has reason to hurry
なぜ重要か
自動運転車の普及による既存事業への脅威を受け、Uberが多角化戦略を加速している動きは業界の競争構造を変える可能性がある
Uberが5月10日、米国でExpedia Groupとの提携によりホテル予約機能を開始したと発表した。70万軒以上の宿泊施設を提供し、月額9.99ドルのUber Oneメンバーは最大20%割引を受けられる。同社は1億9900万人の月間アクティブユーザーを抱える。
Uberは年次イベント「GO-GET」でホテル予約サービスの開始を発表した。Expedia Groupとの提携により、世界70万軒以上の宿泊施設へのアクセスを提供する。月額9.99ドルのUber Oneメンバーは、厳選された1万軒のホテルで20%割引と10%のクレジット還元を受けられる。今年後半にはVrboを通じた バケーションレンタルとOpenTable経由のレストラン予約も追加予定だ。さらに「Shop for Me」機能では、プラットフォーム未対応の店舗からも注文可能になる。UberのCTOであるPraveen Neppalli Nagaは、スーパーアプリの概念は既にインドや東南アジアで成功しているが、米国では単純にサービスを追加するだけの試みは失敗に終わっていると指摘した。同社はメンバーシップモデルを核に、ライドシェア、食事、買い物、宿泊を一つの流れで提供することを目指している。フライト予約については過去に欧州で失敗した経験があるものの、将来的な可能性は否定していない。競合他社も同様の戦略を展開しており、AirbnbはWelcome Pickupsとの提携でアジア、欧州、南米の125都市で空港送迎サービスを開始した。