スタンフォード出身者が1100万ドルを調達、非侵襲ウェアラブルホルモン追跡器開発

原題: Two Stanford grads raise $11M to build a noninvasive wearable for hormone tracking

なぜ重要か

女性のホルモン追跡は医療における重大な課題。非侵襲的リアルタイムホルモン測定デバイスは医療データの質を向上させ、ウェアラブル市場の新カテゴリー創出につながる可能性。

スタンフォード大学卒業生のジェニー・ドゥアンとアビナブ・アガルワルが共同設立した企業Clair Healthが、ホルモン追跡ウェアラブル開発で1160万ドルの資金調達を実施した。Khosla Venturesが主導し、a16z speedrunなど複数の投資家が参加。デバイスは10個のバイオセンサーを備え、女性の月経周期における炎症やエネルギーレベル、周期段階の分類などを監視する。

Clair Healthは、女性の健康管理を支援する非侵襲ウェアラブルデバイスの開発を目指している。同社は月経周期に関連するホルモン変動、更年期前症状、更年期に関する洞察を提供することで、女性がより良い健康理解を得られるようにしている。

デバイスの特徴として、音声ベースのオンボーディング機能を搭載。ユーザーが自分の症状を自由に説明でき、同社が訓練したAIが音声バイオマーカーを分析して月経周期の段階を数分の会話で判定する。ドゥアン氏によると、既存の女性向け健康アプリは特定の症状のみに対応しているため、ユーザーが多くの症状を記録できないという課題があった。

従来のApple WatchやPixel Watchなどは加速度計、光学センサー、温度センサーのみを使用しているのに対し、Clair Healthのデバイスは10個のバイオセンサーを搭載し、ホルモン洞察に特化した新規バイオマグネティックセンサーを含む。このセンサーにより、ホルモン変動の原因と身体の対応を評価できる。

月経周期の4つの段階を継続監視し、月経開始日だけに依存しない。デバイスは加齢のペース、炎症とむくみ、知覚される運動強度に関する情報を表示する。ドゥアン氏は、ポートランドの非営利団体での経験とスタンフォードの女性の健康に関する講義を通じてアガルワル氏と出会い、本事業を立ち上げた。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →