Trump政権、Volvoの米国でのコネクテッドカー販売継続を許可
原題: Trump Admin permits Volvo to keep selling connected cars in the U.S.
なぜ重要か
中国系自動車メーカーへの米国規制強化の中、個別企業への特例認可は今後の政策運用や他社への影響を示す重要な先例となる。
Trump政権は中国Geelyが過半数を所有するスウェーデンの自動車メーカーVolvoに対し、中国製コネクテッドカー技術を搭載した車両の米国輸入・販売継続を特別に認可した。Biden政権が2025年1月に最終決定した中国企業のソフトウェア・ハードウェア搭載車両の禁止規則の適用が免除された。
Volvo Carsは5月26日、米商務省から中国製コネクテッドカー技術を搭載した車両の米国輸入・販売継続の特別認可を受けたと発表した。同社は中国のGeely Holdingが過半数を所有している。Biden政権が2025年1月に最終決定した規則では、国家安全保障上の懸念から中国企業が開発・維持するソフトウェアやハードウェアを搭載した車両が禁止された。この規則は2027年モデルイヤーの中国企業製ソフトウェア搭載車両から適用開始し、2030年モデルイヤーからはハードウェアも禁止対象となる。Volvoは主にスウェーデンで製造し米国に輸入しているが、サウスカロライナ工場で組み立てるEX90を除く。同社のGeely傘下という立場と中国での製造事業により、新規則の対象となっていた。Volvoは商務省やその他米政府関係者との「建設的な議論」を経て承認を得たとし、企業統治、技術、データセキュリティに関する説明を行った結果だと述べた。同社は2025年9月にサウスカロライナ工場でXC60中型SUVと新ハイブリッド車の追加生産計画を発表し、3月にはグループ会社PolestrarのEV「Polestar 3」の全生産も米国工場に移すと表明していた。