64ビットアセンブリ解説書第2巻が2026年6月刊行予定

原題: The Art of 64-bit Assembly

なぜ重要か

命令レベルの低レイヤー技術を体系的に解説する専門書の刊行は、システムプログラミング教育・セキュリティ研究・組み込み開発の分野における技術基盤の強化に寄与する。

No Starch Pressは、Randall Hyde著『The Art of 64-Bit Assembly, Volume 2』を2026年6月に刊行予定と発表した。全792ページで、OOP・例外処理・並行処理などをMASMで命令レベルから解説する。印刷版は79.99ドル、電子書籍版は63.99ドルで、現在先行予約受付中。クーポンコード「PREORDER」で25%割引が適用される。

No Starch Pressは、アセンブリ言語の定番書として知られる『The Art of 64-Bit Assembly』シリーズの第2巻を2026年6月に刊行すると発表した。著者はRandall Hydeで、ISBN-13は9781718504349。全792ページ構成となっている。

本書は、C++・Python・Rustなどの高水準言語で利用されているコンストラクトを対象に、ランタイムを取り除いてMASM(Microsoft Macro Assembler)とWindows環境で一から再構築する内容となっている。具体的には、vtableによるメソッドディスパッチと継承を用いたオブジェクト指向プログラム、Windows構造化例外処理(SEH)の命令レベルでの実装、サンク・クロージャ・イテレータ、コルーチン・ジェネレータ・ファイバー、同期プリミティブを用いた並行プログラム、Unicodeの文字列処理、MASMにおけるドメイン固有マクロ言語の構築などを扱う。

章構成は全11章と付録3本からなり、高度なマクロ、Unicode文字列、超越関数、高度な手続き、並行プログラミング、OOP、例外処理、サンクとクロージャ、高度なパラメータ実装、イテレータ、コルーチン・ジェネレータ・ファイバーの各テーマをカバーする。

著者のRandall Hydeは、医療機器・核関連システム・組み込みハードウェア向けのアセンブリを数十年にわたって開発してきた実務経験を持つ。大学でアセンブリ言語プログラミングを教えた経歴もあり、同出版社から『The Art of Assembly Language』『The Art of ARM Assembly』およびWrite Great Codeシリーズを刊行している。

出典

nostarch.com — 元記事を読む →