バルマー氏、詐欺で有罪となった投資先創業者を批判
原題: Steve Ballmer blasts founder he backed who pleaded guilty to fraud: ‘I was duped and feel silly’
なぜ重要か
著名投資家による詐欺被害の実例として、スタートアップ投資におけるデューデリジェンスの重要性を示している。
元マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏が、投資していたフィンテック企業Aspiration PartnersのJoseph Sanberg創業者による詐欺事件について声明を発表。バルマー氏は6000万ドルの投資を全額失い、「騙されて愚かに感じる」と述べた。Sanbergは2025年8月に有線詐欺2件で有罪を認めている。
元マイクロソフトCEOで現在のクリッパーズオーナーであるスティーブ・バルマー氏が、投資していたフィンテック企業Aspiration Partnersの創業者Joseph Sanbergによる詐欺事件について公的に批判の声を上げた。Sanbergは2025年8月に有線詐欺2件で有罪を認め、各罪状につき最大20年の懲役刑が科される可能性がある。判決を前に、バルマー氏は被害者として裁判官に意見書を提出し、Xでも公開した。Aspiration Partnersは持続可能な銀行サービスや化石燃料を避ける投資商品を提供するグリーンフィンテック企業として2021年に23億ドルの企業価値でSPAC合併による上場を発表していたが、実現しなかった。司法省によると、Sanbergは同社が実際には持たない安定した顧客と収益があるように見せかけ、監査委員会からの偽造書簡で2億5000万ドルの現金があると投資家に示したが、実際は100万ドル未満だった。また取締役と共謀して財務記録を偽造し、1億4500万ドルの融資を詐取したとされる。バルマー氏は6000万ドルを投資し全額を失ったと明かした。