Kdenlive動画編集ソフトが2025年の開発成果を報告

原題: State of Kdenlive

なぜ重要か

オープンソース動画編集分野でのAI技術統合と標準フォーマット対応により、プロ向けソフトとの競争力を強化

オープンソース動画編集ソフトKdenliveが2025年の開発状況を発表した。SAM2モデル基盤の自動マスキング機能、OpenTimelineIO対応、音声波形生成の300%高速化、新しいドッキングシステムなどを追加。KDE Gearリリースサイクルに従い年3回の大型リリースを実施し、安定性を重視した開発を継続している。

オープンソース動画編集ソフトKdenliveの開発チームが2025年の活動状況を発表した。同プロジェクトは機能追加よりも安定性を優先し、バグ修正、UI改善、パフォーマンス向上にバランス良く取り組んだ。KDE Appsの一部として年3回の大型リリースサイクルを継続している。25.04.0リリースでは、SAM2モデルに基づく強力な自動マスキングツールを追加し、背景から任意のオブジェクトを除去可能にした。OpenTimelineIOの読み込み・書き出し機能をC++ライブラリで再実装し、他の編集アプリケーションとのプロジェクト交換を改善した。音声波形生成は300%の性能向上を実現し、より高精度な波形表示を可能にした。25.08.0は300以上のコミットと15以上のクラッシュ修正により安定化に注力。オーディオミキサーの再設計、ガイドとマーカーの大幅改良を実施した。25.12.0では初回起動画面とウェルカム画面を追加し、より柔軟なドッキングシステムを導入。ウィジェットのグループ化、レイアウトファイル保存・共有機能を実現した。次期26.04リリースではモニターミラーリング機能とアニメーション遷移プレビュー機能を予定している。

出典

kdenlive.org — 元記事を読む →