Kagi、登録不要で50回無料検索を開放

原題: Search for everyone

なぜ重要か

広告なしの検索市場において、登録障壁の撤廃はユーザー獲得の最大のボトルネックを取り除く可能性がある。

プライバシー重視の有料検索エンジンKagiは2026年11月5日、アカウント不要で誰でも最初の50回を無料で検索できる新方針を発表した。登録後はさらに100回追加される。同社は広告を持たずロコミに依存しており、今回の変更は新規ユーザーの試用障壁を下げることが目的。Android アプリも同時にリニューアルされた。

有料・無広告の検索エンジンKagiが、アカウント登録なしで誰でも利用できる「お試し検索」を開始した。これまでKagiを使うにはアカウント作成が必須だったため、既存ユーザーが友人や家族に勧めても実際に試してもらいにくいという課題があった。今回の変更でkagi.comにアクセスすれば即座に検索でき、無料枠は50回。メールアドレスを登録するとさらに100回が追加される。

同社はあわせて最新の検索業界動向についてコメントを公表した。Googleが2027年初頭から学校向けアカウントでAIツールをデフォルトでオフにする方針を発表したことに言及し、「Google Searchも同時にオフになる」点を批判。「教育を広告会社の人質にすべきではない」と主張し、学校向けの代替手段としてKagiを名指しで提案する公開書簡を公開した。

Androidアプリも同時にアップデートされた。ホーム画面のデザインを刷新し、アカウントなしで試している場合は残り無料検索回数を表示する機能を追加。初回起動時にbangやレンズ、サイトランキングなどの主要機能を紹介するツアーも実装した。検索バーやタブはスクロール時に自動で非表示になるネイティブ実装に変更され、音声検索も再構築された。

同社は広告収入に頼らず、有料サブスクリプションとロコミだけで成長してきた。今回の「お試し開放」は、その成長モデルをさらに加速させる試みだと見られる。

出典

kagi.com — 元記事を読む →