ロボットデータ企業Mecka AI、Sequoiaから60億円調達

原題: Robot data startup Mecka AI nabs $60M from Sequoia

なぜ重要か

ロボット訓練用データ市場はLLMデータ産業に続く大型投資先として急速に注目を集めており、NvidiaとMicrosoftの同時参加はその本命度を示す。

人型ロボット向けの人間動作データを収集・分析するスタートアップMecka AIは2026年10月7日、Sequoia主導のシリーズBラウンドで6000万ドル(約90億円)の資金調達を発表した。NvidiaおよびMicrosoftのベンチャーファンドM12なども参加。同社の評価額は5億ドルとされている。

Mecka AIは2024年創業のスタートアップで、人型ロボットをはじめとする各種ロボットの訓練に使う人間の動作データを収集・分析することを事業の核としている。今回のシリーズBラウンドはSequoiaが主導し、NvidiaとMicrosoftのコーポレートベンチャーファンドM12のほか複数の投資家が参加した。TechCrunchはラウンド実施前に、評価額5億ドルでの調達交渉が進んでいると報じていた。

同社のビジネスモデルは、LLMの開発を支えたScale AIやMercor、Surgeといったデータラベリング企業がAI向けに行ってきたことを、ロボティクス領域で実現するというものだ。具体的には、一般の人々に報酬を支払い、コーヒーを淹れる・車を修理するといった日常的な作業を、ボディセンサーとスマートフォンを用いて記録してもらう形式を採用している。

ロボット訓練向けリアルワールドデータを収集する競合企業としては、評価額12億ドルでのシリーズBラウンド交渉中とTechCrunchが報じたXDOFが挙げられる。また、LLM向けに人間生成データを供給してきたScale AIやMicro1といった既存プラットフォームも、ロボティクス分野への展開を進めており、市場の競争は激化している。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →