共和党反乱でトランプの令状なし監視延長が頓挫
原題: Republican Mutiny Sinks Trump's Push to Extend Warrantless Surveillance
なぜ重要か
政府の監視権限をめぐる議会の分裂は、プライバシー保護とセキュリティのバランスを巡る政策論争の激化を示している
米下院で17日深夜、外国情報監視法702条の延長法案について共和党議員20人が造反し、法案が否決された。同条項は令状なしで米国民の通信を監視可能な権限で、火曜日に期限切れとなる。トランプ大統領とジョンソン下院議長が議員説得に努めたが、共和党自由議員団が反対票を投じた。
マイク・ジョンソン下院議長は17日深夜0時過ぎに緊急採決を招集し、令状なしで連邦捜査官が米国民の通信を閲覧できる監視プログラムの延長を図った。しかし共和党議員20人が造反し、法案は否決された。これはジョンソン議長とドナルド・トランプ大統領への強い反発を示している。トランプ大統領は今週、反対派議員の説得に個人的に取り組んでいた。この失敗により、外国情報監視法702条の監視プログラムの承認延長をめぐる数週間の超党派抵抗が頂点に達した。702条プログラムは表向きは海外の外国人の通信を盗聴する権限だが、実際には大量の米国民のメール、テキスト、電話、その他のデータを傍受することが知られており、FBIや他の機関が令状なしで日常的にアクセスしている。同プログラムの議会承認は火曜日に期限切れとなる。ホワイトハウスと共和党指導部は数週間にわたり「クリーンな」再承認を求めてきたが、下院自由議員団の共和党議員と進歩派民主党議員の超党派同盟が、FBIが米国民のメッセージを検索する前に令状を取得することや、政府が商業ブローカーから米国民の個人データを購入することを禁止することを要求している。17日未明、下院共和党は2度にわたって反乱を起こした。午前1時過ぎ、12人の共和党議員がほぼ全ての民主党議員と合流し、702条を5年延長する指導部支持の修正案を否決した。この修正案には偽の令状要件条項が含まれていた。最終的な打撃は午前2時過ぎに訪れ、20人の共和党議員が18カ月の短期延長を求める原案に再び反対票を投じた。これら20票の大部分は下院自由議員団と党の自由主義派から出ており、メリーランド州のアンディ・ハリス議員団長、ケンタッキー州のトーマス・マッシー議員、テキサス州のチップ・ロイ議員、オハイオ州のウォーレン・デビッドソン議員、コロラド州のローレン・ボーバート議員などが含まれる。