スマホセンサーで物理実験できるアプリ「phyphox」が複数受賞

原題: Phyphox – Physical Experiments Using a Smartphone

なぜ重要か

教育テクノロジー分野でスマートフォンの既存センサーを活用した革新的な物理教育ソリューションとして注目される

ドイツのアーヘン工科大学が開発したスマートフォンアプリ「phyphox」が、加速度センサーやマイクを使って振り子の周波数測定やドップラー効果の観測など物理実験を可能にする。2018年から2020年にかけて教育関連の複数の賞を受賞し、データエクスポートやリモート制御機能も搭載している。

phyphoxは、スマートフォンに内蔵されたセンサーを活用して物理実験を行えるアプリケーションだ。加速度センサーを使った振り子の周波数検出、マイクを使ったドップラー効果の測定などが可能で、実験データは一般的な形式でエクスポートでき、ウェブブラウザからのリモート制御にも対応している。カスタム実験の作成機能も備え、ユーザーが独自の実験を設計できる。同アプリは教育分野で高く評価され、2020年にはドイツ物理学会など複数団体による「Ars legendi教員賞」を受賞。開発者のハイドルン・ハインケ教授、セバスチャン・スタークス博士、クリストフ・シュタンプファー教授が学術教育と学校物理教育への永続的な貢献を認められた。2019年にはドイツ物理学会の物理実習作業部会から教育賞、MNU(理系教育振興連盟)からアルキメデス賞を受賞。2018年にはアーヘン工科大学の学生団体から「最優秀教育支援賞」を授与されている。開発資金として、アーヘン工科大学の「探索的教育スペース」プログラム、ハンス・ヘルマン・フォス財団、連邦教育研究省の教員養成プログラムなどから支援を受けている。

出典

phyphox.org — 元記事を読む →

※ 本記事は海外メディアの公開情報を元に編集部が日本語で要約したものです。投資判断の推奨ではありません。