PgDog、500万ドル資金調達でPostgreSQL水平スケーリング強化
原題: PgDog is funded and coming to a database near you
なぜ重要か
PostgreSQL需要増加に対応する水平スケーリング技術として、オープンソース戦略で市場拡大を図る注目のインフラ企業
PostgreSQL水平スケーリング技術を開発するPgDogが、Basis Set、Y Combinator、Pioneer Fundなどから550万ドルのシード資金調達を完了したと発表。同社のプロキシ技術により、PostgreSQLが毎秒200万クエリを処理し、20TB以上のデータシャーディングを実現している。
PostgreSQL水平スケーリングソリューションを提供するPgDogが、Basis Set、Y Combinator、Pioneer Fundなどの投資家から550万ドルのシード資金調達を完了したと発表した。同社は3人のスタートアップで、PostgreSQLの前にプロキシを配置することで水平スケーリングを実現する技術を開発している。
CEOのLev Kokotov氏によると、PgDogは現在、数十のデプロイメントで毎秒200万クエリ以上を処理し、20TB以上のデータをシャーディングしている。同社のソリューションはオープンソースで提供され、GitHub上で140万回以上ダウンロードされている。毎週木曜日に新バージョンをリリースしており、Discordコミュニティでサポートを提供している。
Kokotov氏は以前Instacartでデータベース運用を担当し、2020年4月に同社が5倍成長した際のPostgreSQLスケーリング課題を解決した経験を持つ。PgDogはオンプレミス、クラウド、データセンターなど任意の環境で動作し、依存関係や隠れたサーバーレスコストなしで利用できる。
同社はAWS向けエンタープライズ版も開発中で、SLAに基づくサポートを提供する予定。調達した資金により数年間の運営資金を確保し、あらゆる規模でPostgreSQLを機能させることを目標としている。