Palantir、ICE向けソフトウェアに監視機能追加のハッカソン開催
原題: Palantir Held a Hack Week to Add New Controls to Software Used by ICE
なぜ重要か
政府機関向けAIプラットフォームにおける監視・監査機能強化は、データガバナンス市場の成長を示す重要な動向。
PalantirがDHS・ICE向けソフトウェアの監視ツール開発を目的としたハック・ウィークを今春開催した。同社のICE業務への社内批判を受け、ユーザー行動の監査機能やアラート機能などの新機能を開発。一部ツールは既に展開済みで、年内に追加機能も導入予定。ICEとは3000万ドルの契約を締結している。
Palantirは今春、国土安全保障省(DHS)と移民税関執行局(ICE)向け製品の監視ツール開発を目的としたハック・ウィークを開催したことが、WIREDが入手した資料で明らかになった。新ツールはDHSやICEなどの組織に、職員によるPalantirソフトウェアの使用状況に関するより詳細な情報を提供する。組織はデータセット流出などの「懸念される行動」に対するアラートを設定でき、個別ユーザーのセッションログを検索できる。また、特定の情報セットを閲覧したユーザーを確認する機能も含まれる。同社は定期的にハック・ウィークを開催し、エンジニアが製品の問題解決に取り組んでいる。今回のハック・ウィークは、トランプ政権の移民取り締まり強化を支援しているとして外部批判と社内の懸念を受けているDHSとICEとの業務に焦点を当てた。商業部門責任者のTed Mabreyは5月初旬のスタッフ向けメールで、「この取り組みは私が働くことを選択したPalantirの文化を体現している」と述べた。同社のICE業務は昨年大幅に拡大し、ICEは自主的な国外退去に関する「ほぼリアルタイムの可視性」を提供するImmigrationOSの構築に3000万ドルを支払ったとWIREDが報じている。