NitterにX社が停止要求、法的支援を募集

原題: Nitter: Update Oct 10th seeking funding and legal help

なぜ重要か

X社によるサードパーティフロントエンドへの法的圧力は、プライバシー重視のX利用手段が今後も存続できるかどうかを左右する試金石となる。

X社は2026年8月24日と9月8日の2度にわたり、X非公式フロントエンド「Nitter」のインスタンスおよびリポジトリの永久削除を求めるcease and desist書簡を送付した。開発者のzedeus氏は10月10日、法的代理人を確保できていないことを認め、弁護士や支援団体からの連絡を呼びかけている。寄付はまず法的費用に充て、残額はNitterまたはその後継プロジェクトの開発に使用するとしている。

Nitterは、Xのログインなしにツイートやプロフィールを閲覧できるオープンソースのフロントエンドとして、約7年間にわたって運用されてきた。

X社はまず2026年8月24日にcease and desist書簡を送付。Nitterの全インスタンスとGitHubリポジトリの永久削除を要求した。9月8日にも同内容・同様の法的脅迫を繰り返した。

zedeus氏は9月7日の更新で「法的代理人を確保したうえでプロジェクトを継続する」と発表していたが、10月10日の最新投稿でこれを撤回。受けた確約が事実ではなかったとして謝罪し、「現在、法的代理人はいない」と明言した。

氏は現在、弁護士・支援団体・個人問わず協力者を広く募っている。連絡先はzedeus@pm.meおよびMatrix経由の@zedeus:nolog.chat。寄付はLiberapay、Patreon、Ko-fiのほか、Bitcoin・Ethereum・Monero・Solana・Zcashのウォレットアドレスも公開している。

「7年間、Nitterを使い、ホストし、パッケージ化し、寄付し、貢献してくれたすべての人に感謝する」とzedeus氏はコメントを締めくくった。プロジェクトの存続については「後継プロジェクト」への言及があるものの、具体的な内容は示されていない。

出典

nitter.net — 元記事を読む →