Withingsが新規ユーザーのApple Health同期を有料化

原題: New Withings Users Must Pay $99/Year for Apple Health Syncing

なぜ重要か

ハードウェア販売からサブスクへのシフトは業界トレンドだが、基本連携機能の有料化はユーザー離れとブランド毀損のリスクを伴う。

フランスのヘルスデバイスメーカーWithingsが、新規アカウントに対しApple Healthとのデータ同期機能を年間99ドルの有料プラン「Withings+」の契約者限定に変更した。既存ユーザーへの影響範囲は不明だが、同社サポートコミュニティには強い反発の声が相次いでいる。

Withingsは、同社のスマートスケールや血圧計などのヘルスデバイスを使う新規ユーザーに対し、Apple Healthへのデータ同期機能を年間99ドルのサブスクリプションサービス「Withings+」の契約が必要な機能として位置づけた。

同社のサポートコミュニティには「Unacceptable(容認できない)」というタイトルのスレッドが立ち上がり、ユーザーからの批判が集中している。Apple Healthとの同期は、iPhoneエコシステムを利用するWithingsユーザーにとってデバイス購入の主要な動機の一つであり、これを実質的に「ハードウェア購入後の追加料金」とする形での制限は、購入時の期待を裏切るとして不満が噴出している。

既存ユーザーへの適用がどうなるかは現時点で明確ではないが、新規アカウントには明確にペイウォールが設けられた。Withings+は健康データの詳細分析や医師への共有機能などを含むプレミアムサービスとして展開されており、同社は収益モデルのサブスクリプション化を進めている。

ヘルスウェアラブル市場ではFitbitやGarminなどもプレミアム機能の有料化を進めてきたが、サードパーティヘルスアプリとの基本同期を有料化するケースは珍しく、ユーザーの反発を招きやすい施策といえる。

出典

support.withings.com — 元記事を読む →