新型10GbE USBアダプタが登場、小型・安価・低発熱を実現
原題: New 10 GbE USB adapters are cooler, smaller, cheaper
なぜ重要か
高速ネットワーク接続の民主化が進み、企業の在宅勤務環境整備やクリエイター向け機器需要拡大に寄与する技術革新
Jeff Geerling氏が新型RTL8159ベースの10Gbps USB 3.2アダプタをテスト。WisdPi製品は80ドルでThunderboltアダプタの半額以下。Framework 13、MacBook Air M4等4台でテストし、USB 3.2 Gen 2x2ポート搭載デスクトップでのみフル性能9.5Gbpsを達成。他機種では6-7Gbps程度の結果。
Jeff Geerling氏が新型10Gbps USB 3.2イーサネットアダプタをテストした結果を公開した。RTL8159チップを使用した新しいアダプタは従来のThunderboltアダプタと比較して大幅に小型化され、発熱も抑制されている。テストに使用されたWisdPi製品は80ドルで販売されており、これまでのThunderboltアダプタの半額以下の価格を実現している。
性能テストは4台の機器で実施された。AMD Ryzen AI 5 340搭載Framework 13、MacBook Neo、M4 MacBook Air、AMD Ryzen 7900x搭載デスクトップの順でテストが行われた。結果として、USB 3.2 Gen 2x2ポート(20Gbps帯域)を搭載したデスクトップでのみ、フル性能に近い9.5Gbpsの速度を達成した。
他の機器では6-7Gbps程度の性能となった。Macでは接続は即座に認識されドライバー不要で動作したが、Windowsでは別途Realtekドライバーのインストールが必要だった。双方向帯域テストでは、Macが対称的な通信を処理したのに対し、Frameworkでは上りと下りで大きな差が生じた。
価格対性能の観点から、5Gbps対応の同社製品(30ドル)との比較では、10Gbps版は1.4倍の性能で2倍以上の価格となる。氏は10Gbpsネットワーク環境とRJ45接続が必要で、小型アダプタを求める場合には良い選択肢だが、フル性能やSFP+サポートが必要な場合はThunderboltアダプタが依然として最適と評価している。