生きた皮膚でAIを訓練するスタートアップ

原題: Michael Polansky is training an AI model on skin that’s still alive

なぜ重要か

生きた組織を用いたAI訓練は創薬・再生医療の研究コストを大幅に削減しうる新領域として注目される。

Lady Gagaのパートナーとして知られるMichael Polanskyが共同創業したスタートアップ「Outer Biosciences」が、生きた人体組織を体外で1カ月以上維持する技術を開発し、その組織を用いてAIモデルを訓練していることが明らかになった。同社はこれまで外部に情報を公開していなかった。

Michael Polanskyは、AIと生物学を組み合わせたスタートアップ「Outer Biosciences」の共同創業者であり、歌手Lady Gaga(本名Stefani Germanotta)のパートナーとしても知られる人物だ。TechCrunchとのインタビューで、同社が生きた人体皮膚組織を体外で1カ月以上維持する技術を開発し、その組織を使ってAIモデルの訓練を行っていると明かした。これまで社外には一切情報が公開されていなかった。

Polanskyはミネソタ州出身で、Harvard大学で応用数学とコンピュータサイエンスを専攻し2006年に卒業。その後、ヘッジファンドのBridgewater Associatesで3年間勤務した。2009年、Sean Parkerの元アシスタントとの縁でParkerと知り合い、Bridgewaterを退職してサンフランシスコに移住。Founders FundでPeter Thiel、Sean Parker、Luke Nosek、Ken Howeryら創業パートナーのもとプリンシパルとして勤務し、後にParkerのファミリーオフィスを運営した。また、Parker Institute for Cancer Immunotherapyの立ち上げに関わり、現在も同機関の事務局長を務めている。

2019年末にParkerの誕生日パーティーでGermanottaと出会い、交際を開始。COVID-19パンデミックを機に「人生が別の方向に動いた」とPolanskyは語り、その後Outer Biosciencesの共同創業に至った。同社は生きた皮膚組織の長期体外維持という独自技術を核に、AI×生物学の研究開発を進めている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →