MetaのAIエージェント「Muse」、米App Store2位に

原題: Meta’s AI agent Muse is now the No. 2 app in the US

なぜ重要か

消費者向けAIエージェント市場は各社が参入を急いでおり、Museの出足は競争構図と市場の成熟度を測る初期指標となる。

Metaが2026年9月9日(火)に米国限定でリリースしたAIエージェントアプリ「Muse」が、iOS米国App Storeで2位に浮上した。市場調査会社Sensor Towerによると、同アプリの米国でのiOSダウンロード数は8万3,000件超。ただしMeta自身の過去作「Threads」(初日430万件超)や「Meta AI」(初日10万8,000件)と比べると出足は遅い。

Metaが火曜日に公開したAIエージェントアプリ「Muse」が、リリースから数日でApp Storeの米国総合ランキング4位から2位へと順位を上げた。Sensor Towerのデータによれば、米国でのiOSダウンロード数は8万3,000件を超えたが、同社の過去のアプリ展開と比べると規模は小さい。Threadsは初日だけで米国内4,300万件以上を記録し、Meta AIも初日に10万8,000件を達成した。

ChatGPTとの比較でも差は明白だ。ChatGPTは米国限定でのサービス開始から1週間も経たずに50万件のインストールを超えており、単純平均で1日あたり約8万3,300件。Museがその数字に到達するのに倍の時間を要した計算になる。

Android側の状況はさらに厳しく、Google PlayのProductivityカテゴリでの順位は338位にとどまる。なお、MuseはWeb版およびWhatsApp経由でも利用可能で、これらのアクセス数は今回の集計には含まれていない。

MetaはMuseを「ユーザーの代わりにタスクを実行するエージェントが消費者向けAIの将来形」と位置づけており、同社にとって大きな賭けの一つだ。同様のコンセプトを持つ競合アプリも増えており、GoogleのGemini SparkやAnthropicのClaude Coworkが名乗りを上げている。中でもSMSベースで動作するAIエージェント「Instinct」(評価額25億ドル)は、プライバシーポリシーへの懸念があるにもかかわらず、Silicon Valley関係者の間で高い評価を得ており、Museとの直接対決が注目されている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →