ブラウザで3Dモデルを差分比較するMeshdiff公開
原題: Meshdiff – visually compare two STL versions in the browser, client-side
なぜ重要か
3Dプリンティング・製造業でのモデル変更管理ニーズに応えるブラウザ完結型ツールは、設計ワークフローのデジタル化を後押しする可能性がある。
Meshdiffは、STL・3MF・OBJなどの3Dモデルファイルを2バージョン間でブラウザ上で視覚的に差分比較できる無料のクライアントサイドツールとして公開された。JavaScriptで動作し、ファイルはサーバーにアップロードされずローカル処理される。
Meshdiffは、3Dモデルファイルの2つのバージョンを視覚的に比較するためのブラウザベースのツールとして公開された。対応フォーマットはSTL・3MF・OBJで、3Dプリンティングや設計現場で広く使われるファイル形式をカバーしている。
同ツールの最大の特徴は、すべての処理がクライアントサイド(ユーザーのブラウザ内)で完結する点だ。ファイルは外部サーバーに送信されないため、機密性の高い設計データや試作モデルを扱う場面でもプライバシーリスクなしに利用できる。動作にはJavaScriptが必要となる。
利用シーンとしては、3Dプリント用モデルの修正前後の比較、設計チーム間でのモデル変更点の共有・確認、バージョン管理における変更の可視化などが想定される。ソフトウェア開発分野におけるコードの差分表示(diff)と同様の概念を、3Dメッシュデータに適用したツールと位置づけられる。
Webブラウザのみで動作するため、専用ソフトウェアのインストールは不要で、OSを問わず利用可能な点も特徴の一つとなっている。