LyftとWaymoが提携、元ドライバーが自動運転車を整備
原題: Lyft Sees a Future for Its Drivers in a Driverless World: Servicing Waymos
なぜ重要か
大手ライドシェアと自動運転の本格統合が進む中、元ドライバーの雇用転換モデルが業界の労働問題への対応策として注目される。
Lyftは2026年9月、テネシー州ナッシュビルでWaymoとの提携を開始し、自動運転車をLyftアプリに統合した。同市の整備拠点では72人が従事し、うち半数が元Lyftドライバーである。LyftにとってWaymoは最大規模のAVパートナーとなり、Waymoは現在米国14都市で運行している。
Lyftは2026年9月第2週、テネシー州ナッシュビルでWaymoの自動運転車をLyftアプリに統合する新たな提携を発表した。ナッシュビルでのWaymo単独サービスは2026年4月から開始されており、今回の提携によりLyftユーザーもアプリ経由で自動運転車を呼べるようになった。
Lyftはこれまで米国内の小規模な自動運転車企業と提携してきたが、14都市で展開するWaymoとの協業は同社にとって最大規模のパートナーシップとなる。
ナッシュビルには現在、Lyft傘下のカーレンタルサービス「Flexdrive」の社員がWaymoの清掃・整備・配車を担う暫定拠点が設けられており、10月には8万平方フィート(約7,400平方メートル)の専用施設が開業予定だ。同拠点で働く72人のうち半数は元Lyftドライバーである。
元ドライバーのJonathan Bainesは2016年からLyftで乗客を運んでいたが、現在はWaymoの車両清掃チームを統括する「フリートオペレーションズリード」として勤務している。「これまで就いた中で最も良い業務職だ」と述べ、自動運転車内で義務なく過ごせる点も「良い特徴」と語った。
Lyftのグローバル成長担当エグゼクティブ・バイスプレジデント、Jeremy Birdは「ドライバーとの対話を続け、自動運転の変革を共に歩んでいく」と述べ、AVをテーマにしたドライバー向けフォーラムや感謝イベントを実施してきたことを明らかにした。LyftはライバルのUberと同様に、人間ドライバーと自動運転車が共存する「ハイブリッドネットワーク」が当面続くとの立場を示している。