開発者がGitHubからForgejoに移行する理由
原題: Leaving GitHub for Forgejo
なぜ重要か
大手プラットフォームからの脱却とデータ主権確保の動きが政府・個人レベルで加速
オランダ在住の開発者が自身のコードをGitHubから自己ホスト型のForgejoに移行すると発表。障害ではなく、所有権とデータ主権の問題を理由に挙げる。オランダ政府も同様の理由で2026年4月にcode.overheid.nlを開設し、Forgejoを選択した。
開発者のJorijn Schrijvershofが、GitHubから自己ホスト型のForgejoプラットフォームへの移行を発表した。移行の理由は頻発する障害ではなく、所有権とデータ主権の問題だという。
オランダ政府も2026年4月27日にcode.overheid.nlという自己ホスト型Forgejoインスタンスを開設した。プロジェクトマネージャーのBoris Van Hoytemaは「省庁が法的にソースコードを自己所有の場所で公開する必要性から生まれた」と説明。Forgejoは完全オープンソースでデジタル自律性に必要な自由度を提供するとしてGitLabより選択された。
GitHubは2025年5月から2026年4月まで257件の障害を記録、うち48件が重大障害だった。2025年8月にはGitHubは独自CEOを失い、Microsoft CoreAI部門の一部となった。2026年4月24日にはCopilotユーザーの対話データがデフォルトでAI訓練にオプトインされ、リポジトリレベルでのオプトアウトは不可能となった。
CTO Vlad Fedorovは4月28日に謝罪し、2025年12月以降の「エージェント型AIワークフロー成長」による負荷に対応するため、容量を30倍に拡大する必要があると述べた。著者は自身のcode.jorijn.comでForgejo v15 LTSを単一NUCで運用し、既存のGitHubリポジトリを段階的に移行・アーカイブする予定だ。