iOS 27でApple Walletに「パス作成」ボタンが追加

原題: iOS 27 is adding a 'Create a Pass' button to Apple Wallet

なぜ重要か

14年間の技術的障壁を解決し、デジタルウォレットの普及を小規模事業者まで拡大する重要な転換点

Appleは2026年9月リリース予定のiOS 27でApple Walletに「Create a Pass」機能を追加すると報じられた。ユーザーは紙のチケットや会員証のQRコードをスキャンするか、ゼロからパスを作成できる。14年間開発者に依存していた仕組みを変更し、ユーザー自身がパスを作成可能になる。

BloombergのMark Gurman記者が報じたところによると、iOS 27でWalletアプリに「Create a Pass」機能が追加される。既存の「+」ボタンから新しい選択肢として、QRコードのスキャンまたはゼロからのパス作成が可能になる。

この新機能では、紙のチケットや会員証のQRコードをカメラでスキャンするか、レイアウトエディターでパスを一から作成できる。Apple Developer アカウント、Pass Type ID、証明書署名は不要で、ユーザーが直接操作できる。

Appleは3つのテンプレートを用意している。標準(オレンジ)は汎用パス、メンバーシップ(青)はジムや図書館など継続利用向け、イベント(紫)は映画や試合のチケット向けだ。色分けはWallet内でのパス識別を容易にする。

PassKitは2012年のiOS 6で導入されたが、航空会社や大手小売業者以外の多くの企業は技術的ハードルにより導入を見送っていた。小規模なジムやカフェは開発者アカウントや証明書が必要な現在の仕組みでは「紙のカードで十分」という判断が多かった。iOS 27では企業が対応しなくても、ユーザー自身が既存のQRコードからパスを作成できるようになる。

iOS 27は6月8日のWWDCでプレビュー、9月に正式リリース予定だ。

出典

walletwallet.alen.ro — 元記事を読む →