元AWSファンボーイがクラウド離脱理由を告白

原題: I returned to AWS, and was reminded why I left

なぜ重要か

長期利用者の詳細な批判は、クラウドサービスの隠れたコストや複雑性を浮き彫りにし、企業のクラウド戦略見直しに重要な示唆を提供する。

AWS初期からの熱心な支持者だった開発者が、15年間の利用経験を振り返り、複雑な課金体系、DynamoDBの使いにくさ、IAMの複雑性、Lambda のベンダーロックインなどを理由にAWSから離脱した経緯をブログで詳述した。

AWS初期のサービス立ち上げ時からの支持者である開発者が、15年間の利用経験を経てAWSから離脱した理由を詳細にブログで説明した。同氏は当初、SQS、S3、EC2、SimpleDB などの初期サービスに感動し、メルボルンで最初のAWSイベントを企画するほどの熱心な支持者だった。

しかし時間の経過とともに複数の問題が蓄積された。最初の6年間、AWSが独自のクライアントライブラリを提供せず、コミュニティに開発を委ねていた点、Python 2からPython 3への移行の遅れ、DynamoDBの使用で1日で75ドルの請求が発生するなどの課金問題が挙げられた。

データ転送料金についても強く批判し、当初1ギガバイトあたり20セント、現在でも9セントという「非常識に高額」な料金体系を問題視した。AWS内部でのデータ移動でも課金される複雑な料金体系や、IAM(Identity and Access Management)の極端な複雑さも批判の対象となった。

AWS Lambdaについても、スケーラビリティの謳い文句に惹かれたものの、起動時間の遅さや開発の複雑さ、深刻なベンダーロックインの問題を指摘。最終的にAWSから移行する際、Lambda関連が最も困難だったと述べている。

出典

fourlightyears.blogspot.com — 元記事を読む →