金融会社デザイナーがClaudeでFigmaより多く設計作業を実行
原題: I design with Claude more than Figma now
なぜ重要か
金融業界でのAI活用による設計開発プロセスの効率化事例として、従来手法からの大幅な生産性向上を示している
金融会社Jane StreetのデザイナーEdwin Morris氏が、AI支援ツールClaudeを活用してプロトタイプ開発を行う新しいワークフローを採用していると発表。従来のFigmaでのモックアップ作成や仕様書作成に代わり、Claudeで直接動作するプロトタイプを構築する手法により、設計から実装までの時間を大幅短縮している。
Jane StreetのデザイナーEdwin Morris氏は、従来懐疑的だったLLMツールが現在の設計ワークフローを大きく変えたと述べている。以前はCopilotやGeminiを試したが満足のいく結果が得られなかったが、Jane Street入社後はOCamlやBonsaiなど新しい技術習得でAI支援が不可欠になった。現在のワークフローでは、仕様書やFigmaモックアップ作成の代わりに、問題説明を書いてClaudeに入力し、エディタとサーバーを起動して基本機能を実装する。その後、開発環境に変更をプッシュしてユーザーフィードバックを収集し、最終的に完全に動作する機能として提出している。具体例として、社内SQL方言JSQLにLLMプロンプト機能を追加したプロトタイプを挙げ、Claudeとの反復作業により送信ボタンの調整、キーボードショートカット追加、コピー修正などを実現。従来なら数日から数週間かかる設計開発の往復作業が不要になったと説明している。入社当初は小規模タスクのみでAIを使用していたが、過去2カ月でFigma使用頻度が急減し、2000行以上の差分を含む大規模プロトタイプ開発にもAIを活用している。