e-scooter創業者が宇宙データセンター構築で500万ドル調達

原題: How an e-scooter founder raised $5 million to build space data centers

なぜ重要か

宇宙でのAI処理需要拡大と打ち上げコスト低下により新たな宇宙産業分野が形成されつつある

e-scooter会社Spinの創業者Euwyn Poonが新会社Orbitalを設立し、a16zのSpeedrunプログラムから500万ドルのシード資金を調達した。同社は宇宙空間でAI推論処理を行うデータセンターの構築を目指している。SpaceXのStarshipロケットの実用化を前提とした事業計画で、2028年には初の処理衛星打ち上げを予定している。

Spin創業者のEuwyn Poonが設立したOrbitalは、a16zのスタートアップ加速プログラムSpeedrunを通じて500万ドルのシード資金を調達した。投資家にはBasis Set、Human Element、Wayfinderなど多数が参加している。同社は宇宙空間でAI推論処理を行うデータセンターの構築を目指している。現在のFalcon 9ロケットでは経済性が成り立たないため、SpaceXのStarshipロケットの商用化を前提としている。Poonは「Starshipが実用化されれば本格展開が可能になる」と説明している。現在約12名のチームでロサンゼルスを拠点とし、Amazon LEO、SpaceX、Northrop Grummanの経験者を含む。同社はまず、パートナーの衛星でNvidiaのBlackwellチップを飛行させ、放射線遮蔽と熱管理技術をテストするデモ飛行を計画している。2028年にはNvidiaのSpace-1 Vera Rubinクラス GPUを搭載した初の処理衛星の打ち上げを予定し、段階的推論作業で収益化を目指す。最終目標は1万基の衛星による分散型1ギガワットの計算能力提供で、各衛星は100kwの電力を供給する。競合のStarcloudは既にGPUを軌道上に配置している。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →