Hister:自分で管理するプライベート全文検索エンジン
原題: Hister – A private, full content search index that you control
なぜ重要か
プライバシー重視のセルフホスト型検索ツールの需要が高まる中、個人データを外部に渡さずナレッジを蓄積・検索できるOSSとして注目される。
オープンソースツール「Hister」が公開された。訪問したウェブページや手元のファイルをプライベートな全文検索インデックスとして自分のサーバーまたはマシン上に保存・管理できる。ブラウザ拡張機能によるページ収集、ローカルフォルダの監視、履歴インポート、サイトクロールに対応し、テレメトリや外部リクエストは一切行わない。
「Hister」は、ユーザーが自ら管理するプライベート全文検索エンジンとして開発・公開されたオープンソースソフトウェアだ。ライセンスはAGPLv3で、GitHubにてソースコードが公開されている。
主な機能として、ブラウザ拡張機能(Chrome Web Storeで公開済み)を使って閲覧中のページをワンクリックで保存する機能、ローカルフォルダを監視してファイルを自動インデックス化する機能、既存のブラウザ履歴のインポート機能、そしてウェブサイトのクロール機能を備える。インデックス化されたコンテンツはユーザーが選んだサーバー上にのみ保存され、外部への通信やテレメトリは存在しない。
検索機能では、ページタイトルやURLだけでなく文書の全文を対象とした検索が可能。フィールド指定、フレーズ検索、ワイルドカード、否定条件、優先度設定、ユーザー定義エイリアスなど高度なクエリ言語に対応する。検索結果に対しては、元のソースURLを表示しつつクリーンなプレビューを同時表示できるため、コンテキストを失わずに情報を再確認できる。
デモサイト(demo.hister.org)でも機能を試せる。プライバシーを重視したナレッジ管理ツールとして、個人利用から小規模チームのセルフホスト運用まで幅広い用途が想定されている。