Higgsfield、4億ドルのシリーズBを調達し評価額54億ドルに

原題: Higgsfield raises $400M Series B, quadrupling its valuation in 8 months to $5.4B

なぜ重要か

エンタープライズ向け動画AI市場の急成長が示され、Fortune 500の78%が同社を採用する現実が業界標準化の加速を裏付ける。

AIによる画像・動画生成スタートアップのHiggsfieldは2026年8月17日、4億ドルのシリーズB調達を発表した。評価額は54億ドルとなり、8カ月前のシリーズAから約4倍に急騰した。年間収益は7億ドル、ユーザー数は200カ国で3,000万人に達すると同社は発表している。

AIによる画像・動画生成プラットフォームを手がけるHiggsfieldは、2026年8月17日(月)に4億ドルのシリーズB資金調達を完了したと発表した。今回の調達後の評価額は54億ドルで、わずか8カ月前に実施されたシリーズAの評価額13億ドルから約4倍に増加した。

同社は2023年に元Snapのエグゼクティブ、Alex Mashrabovによって設立された。AIを活用した画像・動画生成ツールを提供しており、映像制作者向けの「Cinema Studio」やマーケティング・広告チーム向けの「Marketing Studio」などを展開している。過去1年間で、カンヌ映画祭およびニューヨークでAI生成映画の上映を実現し注目を集めた。

同社によれば、年間換算収益は7億ドル、ユーザー数は200カ国で3,000万人に達する。また、エンタープライズ分野での成長も加速しており、Fortune 500企業のうち390社と取引していると明かした。

MashrabovはTechCrunchに対し「動画AIの企業導入は、日常的なマーケティングやクリエイティブなワークフローにより深く組み込まれていく」と述べた。今回調達した資金は採用・製品開発に加え、計算資源(コンピュート)の確保にも充てられる予定だという。同氏は「動画はAIの中でも最もコンピュート集約的な領域であり、1分の映像は6万語のテキスト処理に相当する」と説明した。SynthesiaやRunwayなど競合との競争力維持のため、安定したコンピュート確保が不可欠だとしている。

今回のラウンドはDST Globalが主導し、Goldman Sachs Alternatives、Valor Capital、Tribe Capitalなど複数の投資家が参加した。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →