ShinyHuntersがフロリダ州の車両DBに侵入し大量データを公開

原題: Hackers publish thousands of drivers’ data after breaching Florida motor vehicle database

なぜ重要か

州政府の基幹インフラが犯罪グループに侵入され、数十万件の個人情報が流出したことは、公共機関のセキュリティ体制と認証情報管理の根本的な見直しを迫る事態だ。

ハッキンググループShinyHuntersは2026年9月16日、フロリダ州の車両・運転者情報データベース「DAVID」から盗んだ数十万件のファイルをリークサイトに公開した。被害機関FLHSMVは先週、警察官の個人端末に保存されていた認証情報が窃取されたことが侵入の端緒だったと認めている。盗まれたデータには車両所有者の氏名・住所・車両識別番号のほか、一部にはSocial Security numberや非米国パスポートなどの政府発行文書が含まれる。

ShinyHuntersは、被害者がランサム要求に応じなかったことを理由に、盗んだデータを自グループのリークサイトで公開したと説明している。同グループは9月上旬にDAVIDへの侵入を実行し、証拠として、フロリダ州に邸宅を持っていた故性犯罪者Jeffrey Epsteinに紐づくとされるレコードのスクリーンショットを投稿した。

FLHSMV(フロリダ州道路安全・自動車局)は先週の声明で侵害を正式に認め、侵入経路は個人端末に保存されていた警察官の認証情報の窃取だったと明らかにした。同局の広報担当者はTechCrunchが水曜日に送った追加コメント依頼には応じていない。

TechCrunchが実際に確認した盗難データには、車両所有権証明書が数十万件含まれており、買い手と売り手双方の氏名・住所・VIN(車両識別番号)が記録されていた。さらに少数のファイルにはSocial Security numberや非米国パスポート、移民関連書類も含まれていたが、運転免許証や顔写真は含まれていないように見受けられた。

今回の侵害は、同月に発生した身元確認企業IDScanへの大規模攻撃と同じ期間に起きている。IDScanの事案では1億5,000万枚超の運転免許証画像が盗まれており、個人情報をめぐる被害がひと月の間に二重の打撃となっている。

出典

techcrunch.com — 元記事を読む →