GoogleがICEにユーザーデータを無通知で提供、約束破り問題

原題: Google broke its promise to me – now ICE has my data

なぜ重要か

大手テック企業のプライバシー保護約束の信頼性と政府機関への情報提供プロセスの透明性が問題となっている。

2024年9月にパレスチナ支持デモに参加した英国・トリニダード・トバゴ市民の博士課程学生が、2025年4月にICE(米国移民税関捜査局)からGoogleに行政召喚状が送付され、同社が事前通知の約束を破ってユーザーデータを提供したと告発。電子フロンティア財団が州検事総長に調査を要求。

コーネル大学の博士課程学生アマンドラ・トーマス・ジョンソン氏は、2024年9月にパレスチナ支持デモに5分間参加後、連邦捜査官が自宅を訪問し友人が空港で尋問を受けるなど、3か月間身を隠すことを余儀なくされた。同氏は英国・トリニダード・トバゴの二重国籍者で犯罪容疑はかけられていない。2024年に米国を離れカナダに避難した後、スイス・ジュネーブでGoogleから国土安全保障省にデータを既に提供したとのメールを受信した。Googleは過去10年近くにわたり、法執行機関への情報提供前にユーザーに通知すると約束していたが、2025年4月のICEからの行政召喚状に対し、同氏への事前通知や異議申し立ての機会を与えずにデータを提供した。電子フロンティア財団は、この約束違反について欺瞞的取引行為としてカリフォルニア州とニューヨーク州の検事総長に調査を要求する苦情を提出した。

出典

eff.org — 元記事を読む →